2015.06.18 石狩岳
かなり前の夢のような出来事・・・


2015.3.26(Thu)

石狩岳


誰もやったことのないことをやりたかった。
ワンデイの冬季石狩岳。

前日に天気予報を入念に確認し、三国峠周辺だけ雲がかからない予報。
三国峠からアップダウンの激しい稜線伝いにいこうか、
あるいは十勝三股から永遠と続く林道を辿ろうか。

石狩岳のピークを取るだけなら稜線伝いでもいいけど、
かなり風が強かったのと、三国の稜線から行くと
石狩岳を滑らないで戻ることになって面白くない、
ということで、覚悟を決めて十勝三股からいくこととした。

少しくらい林道が除雪されているんじゃないか・・・
という淡い期待はすぐに打ち砕かれ、国道からのスタート。
月明かりはあまりなく、動物の鳴き声と
ヘッドライトに光る動物の目に怯えながら3:30出発。

まずは見事に平坦な林道をひたすらに4時間歩く。


出発から2時間・・・音更大橋。
だいぶ明るくなってきて暗闇の恐怖からは逃れられた。
本当はここらへんまで車で入れると思ってた。。
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石狩岳直下の沢筋はどこもつながっていないので、
シュナイダー尾根を挟んだ音更山の沢伝いに行こうか迷いながらも、
結構遠回りになるのと、何とも地形がはっきりしなったので、
確実に辿れるシュナイダー尾根をストレートに直登することにした。


石狩岳のピークは写真右に見切れている。
奥のピークからは1本だけラインがつながっているのを確認した。
まぁとてもじゃないけど1人で滑る気にはなれない。。
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もう少しでコルにでるあたり。
このシュナイダー尾根・・・登ってみて感じたのは冬に登るもんじゃないということ。。
南面で雪は腐ってくるからツボだとずぼずぼ、シールだと斜度とべた雪がつらい。。
そしてかなりリスクの高い迂回トラバースが多々。
でも、景色は絶景。遠くに尖がったニペソツが見える。
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コルに出てからの音更山方向。
稜線上はものすごい爆風で、雪はもちろんかっちかち。
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ピークまでの最後の登り。
爆風カチカチでアイゼンでサクサク。
あまりに爆風すぎてピークでの写真は諦めた。
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ピークまで11時間。
さすがに滑る足は残ってなくて、
シュナイダー尾根の音更山側の沢を安全に滑り降りてきた。
結構斜度もあってサンクラストしてるから、もう完全に小鹿状態(笑)

林道はトレースが固くなってくれてたので、
スケーティングで登りの半分の2時間で車まで帰って来れた。


登り11時間、下り4時間。
日帰りで行くことはできたけど、
もう少し稜線までのルートは工夫できるかな。
今回は林道の状態が良かったから助かったけど、
ラッセルあったらワンデイは厳しかったと思う。

なんにしても無事に下山できて何より。
記憶と記録に残る1日だった。

自慢するつもりはさらっさらないけど(自慢してるけど)
こういうのは最初にやったもん勝ちっていうことで(笑)


山と自然に感謝。



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2015.02.06 愛別岳北東面
2015.2.5(Thu)

愛別岳(北東面)スキー滑降

2009年4月に北鎮岳からその姿をみて単純に感動した。
2011年5月にまたその姿を見て、いつかあの斜面を滑ってみたいという憧れに変わった。

そのときに撮影した1枚。
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誰も滑ったことのない(記録のない)、斜面に自分のラインを描きたかった。
ハイリスクノーリターンのただの自己満足の遊び。
でも自分にとっては価値のある行為だと思ってる。

昨年、下見も兼ねて偵察したけど、時間もかなり遅くなってしまったので、
本当に下見だけで終わってしまっていた。


前日に天気予報を入念に確認し、安定した1日になりそうだったのと、
しばらくまとまった降雪がなく、晴れ続きで雪質が安定していると判断して、
決行することにした。

芽室を1:00に出発し、層雲峡清川には3:00に到着した。
仮眠をとって、6:20出発。
出発地点の標高は469m、ピークが2,112mなので、単純に1,643mのハイクアップ。
まずは林道を使って台地の上にでる。

氷点下20℃。ハイクするには汗もかかずにちょうどよい。
くるぶしまでのラッセルが太ももにじわじわと効いてくる。
ひたすら平坦な森を歩き、2時間で林道を抜ける。

その後はゆるやかに登り、11:00に1,351mポイント。
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1,500mの台地から。近そうに見えてあと標高差で600mある。
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ピーク手前で。最後の登りがきつく、1歩出すのに時間がかかる。
斜度はあるけどアイゼン、ピッケルの確保で危険は感じない。
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14:00 2,112mの愛別岳ピーク。
快晴、無風。
昨年隠れていた三角点も確認。
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出発から7時間40分。予定より1時間遅れた。
やはり前半のラッセルがボディブローのようにきいて最後はバテた。
景色を堪能しながら滑降準備をする。


右が永山岳、左側が比布岳。
150205_6.jpg


右側の白い北鎮岳からちょこんと黒い黒岳まで。
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14:30にドロップしようと思っていた。
振り返るとちょうど飛行機雲が現れた。
スタートの合図だろうか。
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自分で望んでしていることなのに、
はやく開放されたいような不思議な感覚。
大きく深呼吸をして、いざ。

ピークからはまず150m稜線をおとし、そこから北東面に入る。
斜度はかなりある。最初は細かくターンをしながら、雪の状態を確認。
パックされているけど意外と柔らかく滑りやすい。
雪崩たときの逃げ場を常に意識して、数ターンごとに振り返って、
スラフの状態と雪崩れていないかを確認しながら標高を落とす。

途中から斜度がきつくなって、太ももがはじけそうだったけど、
止まるわけにも転ぶわけにもいかないので必死に耐えてボトムまで。
標高差550m。やりきった。

いつも滑り終えて声をだしたりするのに、
今日は無言で静かに振り返った。
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天幕沢をしばらく滑り、振り返る。
緊張が解けて一気に疲れが出てきた。
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北面に登り返す余裕はなくて、天幕山を経由して、
最後は渡渉に手こずりながら、ヘッデンつけて、
真っ暗になった18:00に車に戻った。
行動時間は11時間40分。


厳冬期、日帰りでの愛別岳北東面スキー滑降。
疲れきってしばらく動くことができなかったけど、
4年越しの憧れが現実のものとなって、
ふつふつと湧き上がる充実感に満たされた。


全てに感謝。


2015.01.29 藻琴山
2015.1.28(WED)
藻琴山 1,000m


野中温泉から阿寒湖を通り、川湯温泉方面へ移動。
天気が良くて車で走っていても気持ちが良いが、
視線は常に「どこか滑れる斜面はないか」と探している(笑)

川湯温泉すぎたあたりから撮影。
あの斜面のさらに奥が目的の藻琴山。
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さすがに疲れているので高低差の少ない小清水ハイランドの駐車帯から出発。
それにしても天気がよい。GPVさまさまだ(笑)
振り返れば、斜里岳、海別岳、知床の山並が一望できる。
斜里岳は雲がかかったりなくなったりで、こちらを選択して正解だった(と思いたい)。

オホーツク海には流氷も見えた。
紋別で生まれ育ったとはいえ、流氷見るのは何年ぶりだろうか・・・
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なんて考えてたような考えてなかったような・・・(笑)
こまかなアップダウンの稜線をひたすら歩いて、登りはじめからジャスト1時間。
13:30に藻琴山(1,000m)ピークに到着。
屈斜路湖が一望でき、標高低いながらも素晴らしいロケーション。
150128_8.jpg


本日はほぼ貸切だったようで、自分が狙っていた斜面はシュプールなし。
この斜面にこのラインを刻みたくてここまできたので、滑り終えて振り返って思わず声がでた。
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急斜面を登り返して、稜線まで戻り、ラストは谷に向かってのオープンも気持ちよく滑れた。
ラスト5分だけ登り返して目の前に駐車場。
自分で言うのもあれだけど、素晴らしいルート取りだった(笑)
藻琴山はピンク狙いや湖バックでの撮影でまた行ってみたいと思う。



雌阿寒岳は登りがメイン、藻琴山は滑りがメインで本当に完璧な1日だった。
1日中がんばってくれた天気と、素晴らしいロケーションと、
雪と山に感謝の1日。
ありがとうございました。



2015.01.29 雌阿寒岳
2015.1.28(WED)
雌阿寒岳 1,499m


これまでより数が少なくなった休みは、山以外の選択肢は考えられない。
道東は概ね晴れ予報。
ビッグマウンテンは風と雲量考えて次回にとっとくことにした。
↑ただたんに自信なかっただけ(笑)

どっかのピークでスッキリしたい。
ということで、冬は初めての雌阿寒岳にした。
登山口の野中温泉までは、芽室から約2時間。
途中の足寄町の街灯がすごく明るくてビックリした(笑)
あっ、どうでもいいか。


登山口はマイナス10℃。
6:50に出発。最初は濃い樹林帯の中を登る。
昨日の雨と暖気の影響か、林の中でもカチカチ。。
ほどなく、森林限界となって、どどーんと視界が開ける。
ここで、千葉から来ているという青年に追いつかれる。
2週間道内を山BUMしているという若くて強そうな人。
昨日が美瑛岳で今日が雌阿寒岳だという・・・うーん素晴らしい体力。

彼は夏道尾根から、自分は尾根の手前の谷筋から雪の状態見ながらいくことにした。
写真ではわかりにくいけど、すでに斜度がきつく、ガリゴリなので、アイゼンピッケルでさくさくと。
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難しいところは全くなく、たんたんと高度を稼いで稜線に出たらこれ。
爆裂火口に吸い込まれそう。
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登りはじめから2時間10分、雌阿寒岳(1,499m)ピーク。
15分後くらいに青年も到着。
ピークは肌を出すと凍傷になりそうなくらい風は冷たくて強かったけど、
この景色見られただけでもう満足。
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振り返ると、雄阿寒岳と斜里岳も姿を見せてくれた。
いやー、この山は夏よりも冬のほうが美しさが際立つように思えた。
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青年とあーだこーだと話をして、先に下山。
ガリゴリだけど、ピークからはスキーを脱がずに登山口まで下山できた。
まぁ太ももはプルップルだったけど。。
谷筋は雪が溜まれば少しは滑れると思うけど、
ロケーション的には阿寒富士とか噴火口をバックに滑るほうが面白いと思う。

とりあえず快晴の中、サクッとピークハントできて気持ちよかった。
天気と山と出会った青年に感謝。


で、着替えて片付けてまだ10時半なので・・・予定通り次の山へ移動(笑)


2015.01.22 山のちメシ
なんだかんだとバタバタしてて、正月以来の休み・・・

1日目は、大切な後輩の結婚式前撮りの撮影のお仕事。
こっそり札幌に行き、こっそりと札幌をあとにした(笑)

その日のうちに旭川に移動し、2日目は山。
気持ちをスッキリさせたくて富良野か上ホロのピーク狙いで凌雲閣を出発したけど、
天気の崩れが早く、標高上げるとホワイトアウトで酔いまくり。。
しょうがないので標高下げて、滝周辺の斜面で5本ほど登り返して遊んだ。
下界は暖かいけど、ここは別世界で雪質はさらさらの新雪20cm。
ここは相変わらず人が少なくて、トレースを1本だけ作ってしまえばあとは滑り放題だ。

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帰りに、清水町御影の「みしな」でカツスパゲティ。
前に聞いてて、1度食べてみたかった一品。
シンプルだけど激ウマ激アツ!!
150122_2.jpg

家からも車で10分くらいだし、今度からは「インデアンカレー」か「カツスパ」で悩みそうだ。。
十勝にいると必然的に肥えるのだな(苦笑)


ちなみに、札幌に行くときに日勝峠を通ったけど、
とても快適に滑れるような積雪はなかった。。
狩勝のオレミテスロープはそろそろいけそう。


忙しくてなかなか山に行けないけど、早起きして偵察兼ねていってみようと思う。



すっかり正月が過ぎましたが、あらためまして、
あけましておめでとうございます。
今年も気ままに更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。


この正月は休みをいただいて、道北で6日間のスキーバム生活。
さすがに車中泊では疲れがとれなくて大変だったけど、
これはこれで自由で楽しい思い出となった。
ウェアなどを乾かすために人生初のコインランドリーも経験できたし、
毎晩変わる宿(道の駅)にもワクワク!?した(笑)
23回目の年越しジャンプは、深川の道の駅で誰にも見られないようにひっそりとやったよ(苦笑)
1つの記事で済ませるのはもったいないなぁと思いつつ、ダイジェストで。


12/30 幌加内area
12/31 旭岳
1/1  音江山
1/2  幌加内area
1/3  幌加内area
1/4  旭岳



<幌加内area>
とにかくスラフがひどく、同行者が流されたりしたが、怪我などなく本当によかった。
板は生贄として山に捧げてしまうことになったが。。
スラフのコントロールはすごく難しいけど、やはり基本的なことを忠実にやることが重要だと思った。

rider:OGW
141230_4.jpg


rider:Mro
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<音江山>
標高高いところは風がビュービューだったので、低山で正解。
光も射し込み最高の撮影コンディションだった。

rider:OMT
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rider:373
150101_24.jpg


rider:Mro
150101_23.jpg


rider:Gro
150101_22.jpg



<旭岳>
例年に比べればまだまだ積雪は少ないけど、
さすがにそこは旭岳。
特に最終日は最高の1日だった。

rider:373&Mro
141231_6.jpg


rider:Mro
141231_7.jpg


rider:Nao
150104_8.jpg


rider:Nao
150104_7.jpg



毎日変わる山、天気、仲間・・・
めちゃくちゃ疲れたけど最高の6日間だった。

ご一緒していただいた皆さん、
本当にありがとう。
またよろしくお願いします。



2014.12.22 ピンネツアー
2014.12.20-21

1ヶ月ぶりの休み。
タイミングよくピンネツアーに参加できた。
金曜日のうちに6時間かけて中頓別に移動。
道の駅に着いたのはAM3:00だった。

朝起きると、通りがかりのおじちゃんが「よく中頓別に来てくれたね、ありがとう」って。
朝から嬉しくなる一言。
それだけで中頓別がいい町だとわかる。

みんなが到着前に出発。
風は強いけど抜けるような青空。
久しぶりのラッセルで疲れたけど、ピークからの景色で吹っ飛んだ。

141220_35.jpg


ピークでちょこっと待機してみんなと合流。
雪も少なめで、気温も高く雪質がよくないので1本滑って終了。



rider : Asa
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rider : kng
141220_32.jpg


rider : 375
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rider : rika
141220_30.jpg




コテージに戻ったのが14:30。
そこからすぐに宴会が始まり、ウイスキーを1本あけてから、まずは黄金湯へ。
1度来たかったところだったので感動。
まちのコミュニティスペースになっているところが本当にすごい。

その次は腹ごしらえ。
八番食堂で馬車追いラーメン。
ジャンケンで負けて写真撮ってもらった(笑)
すんごい量だったけど、8人でたいらげた。

141220_36.jpg


その後は、コテージに戻って地元のKGMさん、OTAくん、IちゃんとMroくんも加わって10人で楽しく激しい宴会。
笑いすぎてまた目ジワが増えたんじゃないかな(笑)
写真は掲載不可(苦笑)



翌日はあまり天気良くないため士別の日向スキー場へ。
ここでは373さんとKazuくんも加わって楽しくセッション。


ここでみんなとは解散。

帰りに旭川でガッツに寄って20時までクライミングして、
東川でshimoさんに写真届けて今回のツアーは終了。
やっぱりガッツは雰囲気が温かくて自分にとってのホームはここしかないと思った。


この2日間、本当にたくさんの人と会えて楽しかった。
これからはまたあまり休みが取れなくなると思うので、みんなと過ごせる貴重な時間。

あと10日で今年も終わってしまうけど、最高のシーズン初滑り。
最高の仲間と最高の時間を過ごすことができて、良い年を迎えることができそう。

2日間、ご一緒していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
またこれからもよろしくお願いします。


2014.11.19 DIFFERENT LINE
  



われらが「the deep north」 の今回の作品は、

「DIFFERENT LINE」 
producted by まつきっくす


素晴らしい作品でテンションあがります。
ありがとう!!
今シーズンもよろしくお願いしまーす!!